渋滞にはまりたい
渋滞にはまりたい、などというと長距離トラックのドライバーさんなどには怒られそうですが、私は結構渋滞にはまるのが好きな人なのです。そんな人いるのか、と
よく言われますがここにいます(笑)渋滞というどうしようもない不可抗力、という現象が好きとでも申しましょうか。また、渋滞にはまって遅刻しても「渋滞だった」
というとりあえずの言い訳はすることができます(許してもらえるかどうかはさておき)
渋滞にはまると長い時なら何時間と無駄にするわけですが、私には「降って沸いてきたフリーな時間」と思えます。普段色々な「しなくてはいけないこと」に囲まれて
きゅうきゅうしながら生活していますよね。しかし渋滞にはまっている間は「しなくてはいけない仕事」から一旦解放されるのです。やりたくても出来ないのですから、
しなければいけないことを先伸ばしにしてしまう自分に何の言い訳をすることもなく、解放感にひたれるのです。
何を言っているんだおまえは、と言われても仕方ありません。渋滞が好きな人間なんてそうはいないでしょう。私も子どもの頃は嫌いでした。暇ですしトイレは行きたく
なりますし、父親が流すラジオは野球中継ですし、もう寝るしかありません。しかし大人になった今では自分の好きなラジオをかけることができます。あまりにも
渋滞が長いときは、携帯電話でもってラジオにリクエストしたりしてしまいます。そんなにフリーな時間を、普段の生活の中ではなかなかとることができないのです。
何もせずにただぼーっとする時間、好きな本や漫画を読む時間。こうした時間をとることがなかなか出来なくなっています。それではいけないなと思いつつ、やはり
やるべきことを優先させてしまい、どんどん増えていってしまうのです。
結局仕事のことを考えてしまうのが大人なんでしょうね。ぼーっとしながら派遣会社一覧なんかを見て、次に就職するとしたらと考えることもあります。
恐らく定年を迎えて退職するまで、それが続くのでしょう。仕事をしている限りこの連鎖からは抜けられそうにありません。その分渋滞ですら好きな時間が降ってきたと
楽しむことができるのですが、それが良いかと言われればまぁ、つくづく疑問ではありますね。